絵画ポスターは通販やオークションなどでも売買されていまして、買取業者もいる為、売却も頻繁に行われています。有名な画家などのものになると高額になるものもあるそうです。しかし、その技法については知られていませんので、それらを中心にまとめていきます。

絵画ポスターとは?

絵画ポスターと言うと、多くの人が一度は書いたことがあると思われます。中学校や小学校の宿題や美術の授業、又は部活などで経験しているかと思います。ひょっとしたら絵画ポスターを仕事にされているかもしれませんね。そんな絵画ポスターですが、それだけではありません。有名な画家が書いたものはアート絵画ポスターとして売買されているのです。

絵画ポスターの技法

私たちが経験してる絵画ポスターとは、標語などを考え、それに伴った絵を考え、その配置を決めて下書きをして、絵の具でちょちょっと塗って完成させた絵画ポスターです。誰もが適当に書いていたかと思います。しかし、そのように簡単に捉えられがちな絵画ポスターですが、街に出てみると意外にも、色々な場所で見ることができますし活躍しています。

例えば商店街やその雰囲気を紹介している広告的な絵画ポスターだったり、逆に、私たちが描いてきたような危険性を訴えるような絵画ポスターであったりと、現在の町並みにはそういった絵画ポスターがたくさん使われているのです。その使い方や目的や種類は色々ありますが、この絵画ポスターには、どういった技法が存在し、又、その種類はどんなものがあるかご存知でしょうか?

絵画ポスターは水彩か油彩

学生時代に専門的に取り組む美術部に所属していなかった方々が想像する絵画ポスターの技法はというと、せいぜい水性絵の具と油性の絵の具くらいでしょう。逆に言えば、こういった手法を使って絵画ポスターを描いてきた人がほとんどだと思います。実は、それ以外にも色々な技法の種類があるのです。

代表的なのが、先ほど例に挙げた二つの技法。水性絵の具を用いた技法を水彩と表現し、油絵の具を使って描かれたモノを油彩と言います。一般的で街で見ることができる絵画ポスターのほとんどは、主にこの2種類のどちらかの技法を使って描かれることが多いです。がしかし、版画といった技法を使って描かれている絵画ポスターもあります。

版画で絵画ポスター

版画という手法自体は、有名ですし一般的にも知られているのでもしかしたらやったことがあるという方も多いかと思います。水彩や油彩の場合は筆を使って画用紙やキャンバスなどに直接絵を描くのですが、版画の場合は、直接キャンバスに描くことがありません。

では、どういった方法で描くのかといいますと、木の板や専門の画材を使って、その画材に自分が表現したい絵を彫刻、つまり、彫刻等などで彫り、その彫刻して凹んでいる部分にインクや画材をつけて、専用の紙などに印刷します。水彩や油彩とは違い、同じ内容の絵画ポスターを何度も印刷することができるのが、この方法の良いところです。

しかし、絵画を彫刻を利用して作成するこの技法は、レベルの高い技術が必要となりますし、一つの失敗が命取りとなってしまうのでポスターを作る際には細心の注意が必要です。

通販などで高額な絵画ポスター

この版画で作られた絵画ポスターは独自の雰囲気やアート的な表現ができるので、うまくいけば水彩や油彩よりも、多くの目を惹きつけることができるのです。そのため、版画を用いた絵画ポスターは有名な画家などが手がけたものになると、水彩や油彩よりも通販やオークションなどの売買の中で高額になることもあるそうです。

絵画ポスターと一言で言っても、色々な技法があり、又、商業的な面も持ち合わせていることがわかるかと思います。